レザーの使い方と特長
今までレザーを使ってカットをした経験のある人も、これから試してみようと興味を抱いた方も、レザーカットの特長を再認識してみてください。これからのサロンワークにおいて、新しいデザインを生み出す大きな可能性が秘めているかもしれません。

レザーカットで髪をカットしているイメージ画像


カットでレザーを使用するメリットは?
ハサミと併用することで新鮮なデザインが生まれる!

レザーカットは、彫刻のような細かいディテールを与えたり、ハサミでは表現できない柔らかい質感やなめらかな束感を与えることが可能です。つまり、ハサミにはハサミの長所が、レザーにも特有の味わいが存在します。そのため、レザーとハサミを併用して、コラボレーション的にカットをすることがこれから新しいデザインを生み出すポイントと言えるでしょう。例えば、ハサミでラインやベースをカットし、レザーで質感や表情を与えるという感じです。さらにレザーでは、ウィービングカットやツイストカットなど、多彩なテクニックを使い分けることでエアリー感やボリューム感を与えることができます。特に、パーマヘアに空間を与え、立体感や束感を表現する場合に適しています。

レザーを上手に使いこなすためのポイントは?
細かいストロークで「線」もしくは「点」でカットする!

レザーは、彫刻的で繊細なカットができるという特長があります。従って、ていねいにカットすることを心がけてください。決して多めにパネルを取って『面』でカットするのではなく、適量の毛束を取って『線』もしくは『点』でカットすると、よりレザーの質感が表現できます。目安として毛束の量は1cm×1cmで取り、中間から毛先に刃を入れるのが基本です。ストロークは短く早く動かして、徐々に毛先方向に移動させます。大きなストロークだと、毛先の量が多めにカットされる場合があるので注意しましょう。レザーの使い方は、手首を柔らかく動かすか、もしくは指先を細かく動かしてカットするのがポイントです。



カットでレザーを使用するメリットは?
ハサミと併用することで新鮮なデザインが生まれる!

レザーカットといえば、ザクザクという音や髪を引っ張られるなどの不快な印象を抱いている人がいると思います。あるいは、枝毛になるなどのダメージに対する不安を持つ人もいるでしょう。しかしそれらは、切れ味の悪い刃を使っているのが原因です。そんなイメージを一掃するために、レザーの刃はお客さまに対して1枚ずつ交換するのが望ましいでしょう。常に切れ味のいい状態でカットをすることがベストで、1週間に1枚といったサイクルではきれいなカットはできないと思います。お客さまに対して不安感や恐怖感を与えないために、またレザー特有の質感をデザインする上でもよく切れるレザーでカットしてください。

レザーを上手に使いこなすためのポイントは?
細かいストロークで「線」もしくは「点」でカットする!

客単価・リピート率・来店サイクルが上がらないなど、経営面でお悩みを持つサロンが多いと思います。そんな場合、レザーをカットメニューに取り入れることで、サロンの活性化が図れるかもしれません。試しに、部分的にレザーカットをしてその質感を気に入ってくれれば、お客さまもレザーを受け入れてくれるはずです。レザーカットを導入することで新しいスタイルが生まれ、さらに髪の悩みも解消できるとなれば、若い人に新鮮なデザインができるというアピールにもなるでしょう。また、若いスタッフも興味を持ってカットに取り組むことも考えられます。いずれにしろ、古い感覚のレザーカットを払拭して、新しい可能性を切り開いてください。


不安解消Q&Aのへ Next



Hair/坂巻哲也 Make/小俣つかさ(以上、apish) Photo/浅田敏之 Stylist/森外玖水子 Text/前田正明
取材協力:apish / apish Rita 企画:Rasysa

 

  理美容製品ページへ レザーカットテクニックTOPページへ